Federal Hill Baltimore (www.robertmcclintock.com)
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≪あとがき≫

          ゲストルームの確保をお願いしたIさん。細かく指摘してくださった校正のHさん。電子メディア関係のOさんとMさん。別のホームページ会社にもかかわらず応援してくださったIさん。家政学のプロで料理長、客室リーダーでついでに妻をしてくれているMさん。皆さん本当にありがとうございました。英会話というより英語の一般常識の勉強をするための個人レッスンを誰かが私のために、お膳立てしたのでしょうか。1週間前に申し込み、担当の先生が誰であるのかも知らされず、いきなり、次のような実践編が始まったようだ。「ゲストを迎えるまで・川崎駅で・スイカを買う・ルフロン前で・タクシーで・ゲストハウスを案内する・バスに掛け込む・走るバスで・稲毛神社で・市役所で・面会会場で・使えないATM・使えるATM・郵便局のそばでタバコを吸う・美術館で小声で話す・忘れたスイカを取りに帰る・岡本太郎美術館で・市民ミュージアムで・駅のホームで・静かな電車の中で・混雑する電車の中で・地下鉄の中で・喫煙所で・ランドマーク・タワーで・百円均一○○ソーで・空港に向かう・お土産を買う・食事をする・ミューザで・Yカメラで・ラゾーナで・チネチッタで・銀柳街で・コーヒーショップ・○○ルでいきなりテイクアウトにする・東海道線で・南武線で・京浜東北線で・電車の運転席を撮る・東横線で乗り換える・成田エクスプレスで・空港で」など。さまざまな場面でのリスニングと話し方と返事の仕方を学習した。単数形や複数形、三単現は考えなくていい。過去完了や現在完了などの時制の使い分けや前置詞を何にするか、とっさに思いついたのを使う。通じてない。言い直し。この繰り返しだった。オプションとして「旅行鞄の扱い方」を学習した。

Kawasaki Station I reached after nine thirty
Kawasaki Station I reached after nine thirty

     ビデオカメラを回しながら、聞き取って反応するのは非常に難しく、デジカメで取りながら質疑応答するのが精いっぱい。会話の流れは相手次第なので、事前に練習してもきっと言いたいことが言えないだろうと思い、準備は何もしないといういつもの自分のやり方で通した。頭の中で考えてから、言葉を組み立てると時間差が生じて、不自然な会話になるので、相手が音声を発したらすぐに、こちらも何かの音声を発することができるように訓練するのがいい。まず言って、わかってもらえないのなら、瞬時に別の言い方をする。途中で使えない表現になったら、取り消して、すぐ言い返す。こんなときどういうのか、たまには聞く。よく見かけるFAQ(質疑コーナー)は、日常会話にはない。頻繁に質問ばかりすると会話にならない。頭が、かき集めてくれた言葉を口が勝手に喋ってくれているのではないかと思うようになるまで、耐える。事後、正しく使っていたかは、覚えていたら確かめる。ただし、出まかせを言わないこと。あとで、話が合わなくなる。それから、Yes, Noを即座に発することが大事だ。というより、会話の流れで自然にそうなっていく。固有名詞はできるだけ使用しないこと。相手の使う固有名詞はこちらにはなじみがないと、聞きなれない固有名詞は印象に残らないから、話を続けにくい。行き先を教えたり、質問されたときなど必要なとき以外は、相手が知らなさそうな固有名詞を使わないことです。

Trial and Error! Get Surprised!
Trial and Error! Get Surprised!

ところで4つの「ミッション」は、見つかりましたか。ゲストの卒論。ニューヨークとワシントンに桜を咲かせること。そして、あちらこちらに姿を見せているRed Buoyant。これを制作して、「アートでできることは…」を進めたMary Ann Mearsさんのこと。最後の1つは、自分も気がつかなかったのですが、ゲストを迎えて、それをホームページにすることでした。1か月前には、HTMLの解読も怪しかったのですが、どうにかこうにかそれらしいものができたようです。とにかく、やってみないことには、できるかどうかは、わかりません。